◆3年に渡る大作として始まった『精霊の守り人』

『精霊の守り人』(2016-2018)

主演:綾瀬はるか
脚本:大森寿美男
原作:上橋菜穂子

上橋菜穂子氏の異世界ファンタジー『守り人』シリーズ全12巻を映像化する壮大なプロジェクト。

4K撮影であることや特殊技術、海外ロケに大掛かりなスタジオセットなど映画撮影並みの予算が投じられ。

今回「シーズン1」として4回放送され、2017年1月より「シーズン2」(全9回)、18年に「シーズン3」(全9回)の全22回が足掛け3年にわたって放送される。

NHKには珍しいファンタジードラマで、主演の綾瀬はるかのアクションと汚れメークで話題になった。

◆シーズン1は視聴率的には低迷

[シーズン1]
精霊の卵を宿した新ヨゴ国の王子チャグムと出会った女用心棒のバルサは、チャグムに襲いかかる刺客を撃退し、怪物ラルンガも退治。精霊の卵も無事生まれ、守り人としての役目を果たしたチャグムは王宮に戻っていった。
http://www.oricon.co.jp/news/2069974/full/

「精霊の守り人」(土曜よる9時)が完結し、平均視聴率は7・4%だった。第1話11・7%、第2話10・3%、第3話7・1%で、4話平均で9%強と予算をかけた割にはひとケタ台にとどまった。

2016年4月9日(第一部完結)

大きなムーヴメントを巻き起こす話題作となることが期待されていた。そのため低視聴率に終わったシーズン1を嘆く声があちこちから聞こえている。

ファンタジーだけに、豪快なアクションやCGなどを求める視聴者が多いのですが、会話パートが非常に多く、退屈に感じた視聴者にチャンネルを替えられてしまったのかもしれません」(テレビ誌記者)

◆リベンジを期すシーズン2 舞台を変え再び死闘の逃亡劇

[シーズン2]

初回放送日:2017年1月21日(土)

シーズン2は国境を超えた壮大なドラマが展開。新ヨゴ国の夏至祭りで、カンバル王の暗殺をはかるも失敗し「お尋ね者」になってしまったバルサ。それから4年後。ロタ王国で用心棒をしていた。

バルサが人身売買から救い出した少女・アスラは、破壊神・タルハマヤをその身に宿し、その存在を危険視するロタ王国の呪術師親子・シハナとスファルが彼女を殺そうと企てる。

再び、バルサの死闘の旅が始まる。かつて、守り抜いたチャグムの面影をアスラに重ねるかのように。

◆今度の「相棒」は子役の鈴木梨央

鈴木梨央

『八重の桜』(2013)

山本八重 役(幼少期):鈴木梨央

大河ドラマ『八重の桜』、ドラマ『わたしを離さないで』で、綾瀬の少女期を演じた縁がある鈴木梨央が、異能の力を持つタルの民の少女・アスラ役で出演し、バルサ(綾瀬)が、その用心棒を務める。

作中での絡みがなかった「八重の桜」と違い、今回は一緒に旅をするという設定。綾瀬は「子供と話している気がしないくらいしっかりしているんです。話していて年齢差を感じなくて」と明かした。

鈴木梨央「アスラという、魔法で人を殺してしまう役なのですが、白目になったりとか…そういった細かい表情も大事にして、自分なりに研究しながら一生懸命やりたいと思います。」

◆朝ドラブレイク俳優を大量投入

ディーン・フジオカ

『あさが来た』(2015)

五代友厚 役:ディーン・フジオカ

注目のディーンは、ロタ国王ヨーサム(橋本)の弟・イーハン役で、若い頃にアスラの母・トリーシア(壇蜜)と恋に落ちたことがあり、タルの民を抑圧から解放したいと考えているという役どころ。