2017年11月上旬に公開予定のタイトルをすべて紹介します

11月10日公開予定

1970年代に人気を博した特撮テレビ番組「シルバー仮面」と「スーパーロボット レッドバロン」のキャラクター、登場人物たちが共演を果たすSFアクション映画。2050年、人類は滅亡した。地球上でごくわずかの生き残りである春日5人兄弟は、キルギス星人によって地球が侵略される前に時間移動し、キルギス星人を抹殺することを計画。キルギス星人の巨大ロボット設計データ、強化スーツ「シルバー」などを手に2015年へと移動した春日兄弟は、ロボット工学者・紅健一郎に巨大ロボット「レッドバロン」の製造を懇願する

11月4日公開予定

日本が誇る世界的音楽家・坂本龍一を追ったドキュメンタリー。2012年から5年間にわたって密着取材を行ない、アーカイブ映像も織り交ぜながら坂本の音楽的探求をたどる。YMO時代をはじめ、米同時多発テロや東日本大震災後を経ての様々な活動、14年7月から約1年間に及ぶ中咽頭ガンとの闘い、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督作「レヴェナント 蘇えりし者」での復帰、さらに17年3月リリースの8年ぶりオリジナルアルバムの制作現場にも密着。坂本の過去の旅路が、現在の作曲プロセスと見事に交差していく様子をとらえた。

石川県の老舗旅館を舞台に「あの時、伝えられなかった思い」を抱えた人びとが、時を超えて家族の絆を取り戻す姿を描いたファンタジー。仕事に忙しい母親にかまってもらうため、父親と狂言誘拐を計画する娘。神様の存在を信じる息子を育てるシングルマザー。女優をあきらめて実家の旅館に帰ってきたが、母親との折り合いが悪い娘。不思議な注意書きが書かれたリモコンによって、現在、未来、過去で描かれる3つの家族の出来事にささやかな奇跡が生まれていく。岡野真也が現在パートで老舗旅館の女主人・泉凛香役を、内山理名が未来パートで凛香の娘でシングルマザーの木下ゆかり役をそれぞれ演じる。

てんかんと知的ハンディキャップをあわせ持つ少女・奈緒ちゃんの成長と、彼女の家族を追ったドキュメンタリーで、「奈緒ちゃん」(1995)、「ぴぐれっと」(2002)、「ありがとう 『奈緒ちゃん』自立への25年」(06)に続くシリーズ第4弾。83年、奈緒ちゃん8歳の正月に奈緒ちゃんの伯父でもあるドキュメンタリー作家の伊勢真一はカメラを回し始めた。「この子は長く生きられない」と医者から宣告された奈緒ちゃんの「元気な姿を撮る」という課題で撮り続けた結果、奈緒ちゃんはどんどん元気になり、そして奈緒ちゃんを育てながら彼女のお母さんも元気になっていった。奈緒ちゃんと家族に寄り添い続けた35年間が描かれる。

2015年10~12月にテレビシリーズが放送されたオリジナルミュージカルアニメで、ゲーム、2.5次元ミュージカル、コミックなどさまざまなメディアでも展開されてきた「Dance with Devils」の劇場版。テレビシリーズの映像に新規カットを加えて描き、セリフは全編新録。劇中歌にも新曲が加えられている。また、本編後に全6パターンのエピローグが用意されている。四皇學園に通う高校2年生の立華リツカは、見知らぬ誰かとの恋にあこがれながらも、変わらぬ穏やかな日々を送っていた。

メ~テレ(名古屋テレビ放送)が制作し、2017年2月1日に放送したテレビドキュメンタリー「シネマ狂騒曲 名古屋映画館革命」の劇場版。名古屋のミニシアター「シネマスコーレ」の副支配人・坪井篤史氏に密着し、名古屋を映画で一番熱い地にしようとミニシアターで様々な上映企画やイベントを行い、プライベートではVHS映画を7000本以上も所持するなど、映画愛にあふれる坪井氏の生き様や、その周辺の人々との交流を描く。ナレーションは俳優の竹中直人。17年4月にシネマスコーレで公開。同年11月から全国公開。

うつ病と認知症を併発した郷里の母のため、笑える絵葉書を毎日送り続けた女性の実話を映画化。テレビ番組「エチカの鏡」で紹介され書籍化もされたエピソードをもとに、「邂逅」のジャッキー・ウー監督がメガホンをとった。兵庫県西宮のマンモス団地で家族と暮らす38歳の原田美幸は、脳性麻痺を抱える5歳の娘の介護や育児に追われ、心のバランスを崩してしまう。そんな中、自分が娘の病気のせいで不幸になったと思い込んでいたことに気づいた彼女は、昔からの夢だった児童文学作家への道に進むことを決意。ところがある日、故郷・大分で暮らす65歳の母・喜子が認知症とうつ病を同時に発症したことが判明し……

祖父の葬儀をきっかけにそれぞれの事情を抱えた家族たちが久しぶりに顔を揃え、本当の家族として未来へと踏み出していく、岸井ゆきの映画初主演作。ある日、祖父の死を報せる電話を取った吉子。葬儀のため祖父の3人の子が久々に集まるが、吉子の父である清二をはじめ、清二の兄や妹、そしてその家族たちは祖父の死を悲しむ余裕もなく、葬儀の準備に追われる。そんな中、親族たちそれぞれが抱えるやっかいな事情が明らかとなり、ひょんなことからそれぞれが本音をさらけだす。吉子は親族たちのやりとりにあきれ返りながら、その流れに身を任せていたが……。

11月3日公開予定

人気料理番組「料理の鉄人」を手がけた演出家・田中経一のデビュー小説を、二宮和也主演、「おくりびと」の滝田洋二郎監督のメガホンで映画化。二宮扮する天才料理人が、歴史の闇に消えてしまった幻のレシピを探す過程で、思いがけない真実が明らかになっていくさまを描く。1930年代、日中戦争前の満洲国にやってきた天皇の料理番・山形直太朗は、陸軍からの依頼で112品目から構成される伝説のフルコース「大日本帝国食菜全席」を考案する。しかし、そのお披露目の直前、とある陰謀によって「大日本帝国食菜全席」のレシピはいずこかへと失われ、歴史の闇に消えてしまった。

萩本欽一の素顔、番組作りの裏側を「電波少年」で知られるテレビディレクター土屋敏男が追ったドキュメンタリー。ある日、萩本の自宅を訪れた土屋が「視聴率30%超えの番組を作りましょう」と萩本に提案する。そこから、かつて出演する番組の一週間の合計視聴率の高さから「視聴率100%男」の異名をとった萩本と、萩本を敬愛する土屋による新たな番組作りがスタートする。演者との顔合わせ、番組構成スタッフとの打ち合わせなどを精力的にこなしていく76歳の萩本欽一。

人気作家・米澤穂信による青春学園ミステリーで、アニメ化もされた「古典部シリーズ」の第1作を、「四月は君の嘘」の山崎賢人と「L エル」の広瀬アリス主演で実写映画化。「やらなくてもいいことなら、やらない」を信条とする折木奉太郎は、入学したばかりの神山高校でも平穏な日々を望んでいたが、姉の命令で廃部寸前の古典部に入るハメに。ある事情から古典部に入部してきた美少女・千反田えると出会った奉太郎は、好奇心のかたまりのような彼女の行動に巻き込まれ、学園内で起こる不思議な出来事を持ち前の推理力で次々と解き明かしていく。