◆10月からスタートした朝ドラ『わろてんか』

明治の後半から第2次世界大戦直後にかけての大阪を舞台に、小さな寄席の経営をスタートさせたヒロインが、夫婦二人三脚で“笑い”をビジネスにしていく物語。

主人公・藤岡てんを葵、てんの夫となる北村藤吉を松坂、てんの幼少期を新井が演じるほか、濱田岳、高橋一生、遠藤憲一、鈴木保奈美、千葉雄大、広瀬アリスらがキャストに名を連ねた。

葵、松坂、新井=葵わかな、松坂桃李、新井美羽

◆『ひよっこ』からバトンを受け、第1週は好スタート

「第1週」

子役の新井美羽と鈴木福

初回視聴率は20.8%を記録。前作の「ひよっこ」初回視聴率を上回る好発進となった。(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)。

「わろてんか」の第1週の週間平均視聴率が20.8%を記録した。朝ドラの初週としては、2016年後期の「べっぴんさん」以来、2作ぶりに週間平均視聴率を20%の大台に乗せた。

「わろてんか」のスタートについて角英夫局長は「『ひよっこ』のバトンを受け継ぎ、いい数字が取れた。大阪らしい笑いも随所に見られ、子役の俳優に対する反響もいい」と分析した。

◆しかし、第2週以降は視聴率急落 17.7%の日も

「第2週」

左から徳永えり、葵わかな、堀田真由

「わろてんか」がスタートして2週間がたち、スタート直後こそ視聴率22・3%を記録したが、その後は急速に勢いがしぼんでいる。

「わろてんか」の第6回が7日に放送され、平均視聴率が19.3%と、2日のドラマ開始から初めて20%を下回った。朝ドラの視聴率が20%の大台に届かなかったのは、前作「ひよっこ」で7月19日に放送された第93回以来。

また、3連休の最終日となった第2週目の9日に放送された第7回も、17.7%と引き続き視聴率を下げた。

「第1週は視聴者も様子見します。『ひよっこ』の終盤の視聴率がよかったため、視聴習慣ができていましたから、1週目が高視聴率だったのは当然のなりゆき。第2週で苦戦しているのは、第1週が思ったほど面白くないと判断した視聴者が多かったということでしょう。」

◆ネットでも「つまらない」「リタイア」の声が続出

「第3週」

松坂桃李

朝ドラ、わろてんか。
笑いを題材にしてるけど、
くすりともできない。

#テレビ #NHK #つまらない

わろてんか つまらないって言ってる人多いwwwwwwww

わろてんかって今までで一番つまらない。15分がものすごく長く感じる。リタイアかな。次の4月からのは面白いのにしてください。

◆苦戦の理由についてはさまざまな意見

▼作品全体の「既視感」

『あさが来た』(2015)

『わろてんか』(2017)

『わろてんか』はいかにもBK的な作品だ。よくいえば安心して見られる。悪くいえば新味が感じられない。

朝ドラにはAK(NHK東京局制作)とBK(NHK大阪局制作)のものがあり、半年交代で制作

「大阪放送局制作の朝ドラは『マッサン』『あさが来た』が好評だったので、女性実業家の立身出世物語が続いていますが、この路線も『べっぴんさん』で飽きられたんじゃないですか。」

出演者も、『てっぱん』の遠藤憲一、『梅ちゃん先生』の松坂桃李、『とと姉ちゃん』の大野拓朗といった過去作に登場した俳優が出演しており、「幼少期にヒロインが一生を左右する男性に出会う」というストーリー展開も、『あさが来た』を思わせる。