■大河ドラマ「真田丸」

『真田丸』(さなだまる)は、2016年1月10日から同年12月18日まで 放送されたNHK大河ドラマ第55作

年間を通じて高い視聴率を誇り、2016年を代表するテレビドラマとなった同作。三谷幸喜さんが脚本を担当し、草刈正雄さん演じる真田昌幸を始めとする個性的な脇役たちもたびたび話題となりました

■「ナレ死」とは

同作では織田信長、明智光秀など有名な武将であっても、ナレーションを務めた有働由美子アナの語りのみ容赦なく処理される「ナレ死」という言葉が話題となった

ネットで誕生した造語

何故こうなったのかと言うと、脚本担当の三谷幸喜氏の「信繁が直接目の当たりにしたシーンでなければ、たとえ歴史的大事件でも詳しく描かない」という方針によるもの

信繁=真田幸村

視聴者からは「ここまであっさりwww」「武田勝頼くらいだよな。それ以降ほぼナレ死」「有働さん、天下取りに名前が並ぶレベル」「有働アナ最強説」「このナレ死はどこまで続くのか?!」「主人公に関係ないところは有名どころでもバサバサ切るのが潔い」「鳴かぬなら ナレ死にするわよ ホトトギス by有働」といった様々な声が

・ナレ死の一例

石田三成が残した言葉を忘れることなく、最後まで秀頼を守り続け、その存在を目障りに思った家康の命を受けた服部半蔵に暗殺され、ナレ死。

「加藤清正はこの会見後、肥後へ戻る船の中で発病し、二か月後に死んだ。」

■真田昌幸役を演じた俳優の草刈正雄さんも「ナレ死」という言葉を使用

草刈正雄が演じる真田昌幸の最晩年エピソードに多くの視聴者から反響が寄せられている

長年、幽閉された九度山で信繁に徳川と豊臣が激突した際の戦い方の秘伝を授けた後、家臣に見守られながら亡くなるシーンが描かれた

「ナレ死」と呼ばれて話題となったが、草刈は「ナレ死じゃなくて、よかった」と笑いを誘った

・「あさイチ」番組内でも

真田丸、最後はどうなるんだろうか? その1 信繁も有働アナの餌食となるナレ死 あしたのあさイチのウケはこんな感じだろう。 #真田丸 #真田丸最終回 #あさイチ pic.twitter.com/GfFcfrcytp

■そして朝ドラでもナレ死が登場

杉浦さんの静かで落ち着いた声から発せされたのは、「夏となり、和歌山では栄達が亡くなってひと月が経とうとしていました」という一言。なんと山王寺屋の主な登場人物のひとりでもある、父・眉山栄達(辰巳琢郎)が死亡

君子は、家族の思い出の品が詰まった箱を、自分の「宝箱」だと言って3人に見せた。そして、「君子が亡くなったのは10日後のことでした」とナレーションが入って終わった。ネット上では、「かか(=母親)が亡くなった、悲しい」という悲しみのコメントが飛び交う一方、ナレーションで死を告げられる「ナレ死」に話題が集まった

・朝ドラでナレ死を使う理由

朝ドラでも登場人物の死を映像で見せることはありますが、朝からそういうシーンを見せられると視聴者も気分が重くなるので、ナレーションで済ませることが多い

トラマ評論家「成馬零一」さん

■2017年の大河ドラマが放送開始

『おんな城主 直虎』(おんなじょうしゅ なおとら)は、2017年1月8日より放送されているNHK大河ドラマ第56作